ディスプレイ広告カオスマップをパクリ参考に
デジタルサイネージ広告業界のカオスマップを趣味で独自作成してみました。
ダメなUI/UX特集
非常に面白いBad UI/UXの説明。
書評候補
ドナー提供の感動ストーリー
犬とおじいさんの話。
良くある悲しいストーリーと思いきや…
Nivea Doll
ちょうど、サイネージをいかに自分ごとにしてくれるかで話題になっていた
“紫外線センサー”
今日の学び
ペッパーはコンピュータ世界のプラットフォーム。
人間とコンピュータとの違いって何だろう。
不確実性・・・?
企業のPLを見て、その原価や販管費など内訳をみる。
その中でコスト構造をITで変革できないか考える。
イチロー思考 を読んで
▼『イチロー思考』
著者:児玉光雄
出版社:東邦出版
▼Point
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ブルーナーがある実験をしている。小学生を二つのグループに分けて立ち幅跳びをさせた。ひとつのグループには、「記録を更新する」という目標を掲げた。もうひとつのグループには、「自分のベストを尽くす」と公約させた。成績が良かったのは明らかに後者であった。 |
非常に興味深いポイント。何か目標ができてしまうとそれが壁となる。自分の力を超えすぎた目標ではなく、自分のベストを尽くす。昨日よりも0.01秒でも早くなることを目指す。
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日本のピッチャーは綺麗で、投げていて気持ち良いボールを投げようとする。でもアメリカのピッチャーには綺麗なボールではなく、バッターが嫌がるボールを投げようという意識があるんでしょう。 |
元々ピッチャーがやるべきはこっちだと思う。ピッチャーという役目で考えるならば。いかに相手に打たれないか。これを追求する。綺麗なボールではない。仕事も同じだと思う。ルールはあるけれども。
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ペンシルベニア大学の心理学チームの研究でも、「自信を口にする選手はそうでない選手に比べて明らかに良い競技成績を残す」ことが証明されている。 |
自信を表現することには責任が伴い、それによって自分が鼓舞される。ビックマウスすぎるのも良くないが、常に多分とか、やれるだけ、とかそういう言葉はマイナスな結果を引き寄せる。
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僕の中のスランプの定義というのは、「感覚をつかんでいないこと」です。結果が出ていないことを僕はスランプといわないですから。 |
スランプ=結果が出ないこと、とはっきりと言えるのは凄いと思う。
スランプ→感覚がつかめない。感覚がつかめない→結果がでない。そうわかったとき、意識は結果ではなく感覚に向く。良い時の感覚はなんだったのか、何が違うのか。それがわかればスランプはスランプでなくなる。
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21打席(18打数)ヒットがなかったんですけど、実際はそのうち12打席はヒットにできると感じていましたからね。 |
こう言えるのは凄い。ここまでの、感覚を持てることが素晴らしい。うまくいっていなくとも自分は間違ってないと思えれば、間違いなく結果がついてくる。
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交通事故さえなければ、きっとピッチャーを目指していたと思います。でも、<span style="color: #0000ff;">事故のおかげで速い球が投げられなくなった</span>。結果的に打者としてプロを目指すきっかけをつくってくれたのは、この交通事故なんですね。 |
全てのことは意味があり好転するきっかけであることをまさに体言している。一般の人はここでひたすらに文句をいう。文句は何も生み出さない。いかにポジティブに捉えられるか、捉えられるように自転車を走らせられるか。人生は自転車に似ていてゆっくりしたスピードほどふらふらしてしまうのだから。
▼感想
感覚として自分はイチロー思考と“似ていた”なと思う。今は少しずれてしまっているなぁと感じた。まだまだ成長できるはずなのに、過去できていた事が出来ない。
こんな状況は直ぐに脱しなければいけない。
改めて今の状況のまずさと、思考の重要性を感じた。
しばらく現役を退いたアスリートこそ読んで気付きが得られるのとが多いのではないだろうか。
▼目次
- イチローの行動パターンに学ぶ
- 自らを進化させる法
- 仕事と向き合う姿勢
- 逆境からの教訓
- 目標に挑む心理
- 困難へのチャレンジ
- 夢を実現する過程
- 充実した人生を過ごすために
現場現場現場
今日読んだ記事で”ダイソンはマーケティングしない”という記事があった。
要は、マーケティングだなんて邪道なことはせずに、僕らは商品でかつんだ!
ということを言いたい記事でした。
でもこの記事の中で大切だと思ったこと。それは
- 消費者に聞いたって大した製品は出来上がらない。消費者をよーくみることが大切なんだ。
という部分。
この考えが徹底していて、ダイソンがやることはまず消費者の家庭にいくこと。
その結果、日本の家には空気清浄機が各部屋にあるなど他国と比べて綺麗好きすぎることがわかった!
今やっている仕事もそうですが、ユーザーやそれを取り巻く環境を見に行って、体験してみないと良いものは作れないですね。
体験して不足したものを直ぐに形にできる世の中だからこそ、やりやすい時代なのかもしれません。
買いたがる脳 を読んで
▼『買いたがる脳』
著者:デイビッド・ルイス
訳者:武田玲子
出版社:日本実業出版社
▼Point
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消費者や消費者付保護グループが器具する映画「マイノリティ・リポート」の世界が現実になり、人が無意識のうちに次々と広告を受け取るような技術も開発されている。 |
私たち消費者の想像もつかないレベルでマーケティングが進化している。心理学的アプローチではなく脳科学として。確固たる人間としての反応として。それを実現するための各種ビッグデータ。非常にわくわくもしつつ恐ろしい時代なのかもしれない
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ニューロマーケティングの役割は、どの要素の訴求力が最も大きく、どの要素を強調すべきかの分析である(中略)ある事例では、入浴時に使うアヒルのおもちゃの帽子の色を紫色から青色に変更すべきだと分かり、(中略)売り上げは30%以上増加した。 |
当然人なので色の好みはある。しかし、脳波を分析した結果、理想的な要素がわかり、色を変化するだけで売り上げが30%も上がる世界。個人の好み、という一言では片付けらないほどにマーケティングが進化。商品開発もそれに伴ってスピーディに動ける必要がある。
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マクドナルドのコピー「I'm lovin'it」が優れているわけ。それは「You're」ではなく、「I'm」と言われた消費者は自己暗示にかかり、自分自身にマクドナルドを「愛せよ」という指令を発するようになる。 |
たった一言。その一言に驚くべき意味が隠されている。コピーがまさか暗示の言葉だなんて信じられない。某コンビニの「あなたとコンビに」というコピーももしかしたら「わたしとコンビに」にしたほうがいいのかもしれない。
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この画像の中には(花の部分)には、あるメッセージが隠されている。「S」と「E」と「X」が画されている。とある実験では性的な隠れたメッセージを入れることで入れないときよりもユーザーの覚醒度が20%上昇した |
この本には本当に驚かされてびびらされる。全く持って意識せずみている画像の中に性的描写が隠れているだなんて。しかもその描写があることで覚醒度が変わるということも驚き。ありとあらゆることが計算され、しかも顧客の判断に効いている。
▼感想
この本は非常に面白く、日ごろのマス広告から店頭での購買行動まで私たちの行動を丸裸にしてくる。
今まで、「なんとなくわかっていたこと」を科学的なデータと事例を元に「わかった!」にしてくれるからなお素晴らしい。
マーケティングの未来を感じさせてくれるが、同時に恐ろしさも感じるような本だった。評価としては9/10というところかなぁ。
色々と事例が出てきて使えそうな話題ばかりだったので、再度読み直したりもしたいと思う。
▼目次
- ショッピングを「科学」する
- ショッピング現場に潜む「かくれた説得者」
- 「あなたの考えはお見通しです」
- ショッピングはあなたの「気分」だけでは完結しない
- 「買い物する脳」の中身
- 売り場が醸し出す「雰囲気」の説得パワー
- ブランド愛―お客の感情を操作する
- サブリミナルのプライミング効果
- テレビがあなたを観ている
- モバイルメディアのマーケティング力
- 究極の「買いたがる脳」
- 売り手の思惑、買い手の責任
移動者マーケティング を読んで
▼『移動者マーケティング』
著者:加藤肇/中里栄悠/松本 阿礼
出版社:日系BPコンサルティング
▼Point
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「移動者マーケティング」とは、高密度にヒト・モノ・カネ・情報が集積した駅や電車内などの移動空間に着目し、そこでの戦略的な働きかけによって、移動中の生活者の行動を効率的・効果的に引き出そうとするマーケティング活動を意味する。 |
著者がジェイアール東日本企画ということなので、まぁそれを売るための本であることを最初に覚えておいた方がいい。当然、移動者は魅力的ですという文章が多いので。
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役割の切り替わりの際には、移動行動を伴うことがほとんどである。 |
この本の中では、通勤や通学が・・・と書いてあるが、確かに役割を切り替える際には、何かの行動を伴うことが非常に多い。仕事をするぞ!という気持ちになるために缶コーヒーを買ったりと。この部分を意識してあげることは社会的役割が多い現代において非常に重要かもしれない。
アスリートでいう一種のゲンカツギ、のような気がする。
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67.3%が非計画来店 |
驚くべきことに計画的に来店している人は少ない。移動中とかお店をみて「ハッ」となって来店することが多いという。確かに自分でもそうかもしれない。そう考えると、いかに衝動的購買意欲を狙うか、ということが重要になってきそう。
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43.8%が「どちらでもいい来店」 |
また、「ハッ」とする内容も、トイレットペーパーがないから今日買わないと!!というような必要的な来店ではなく、今日じゃなくてもいいという来店が多い。前に書いた役割切り替えの部分でも一度カフェによって・・・とかCDショップによって・・・という行動はこの辺りから生まれているのかもしれない。
▼感想
移動者、という切り口ではあったが、実店舗での販売を設計していくためには非常に面白い情報が山盛りの内容だった。
JR東日本企画がやっている駅消費研究センターの中にも非常に面白い情報がたくさん入っていた。やはりJRが関連するところのデータが中心にはなっているが、このデータを他の購買シーンや旅行などでも転用することが出来そうだ。
OOHやDOOHを語るときには顧客の心理や実態を知る上で読んでおいて損がない一冊だと思った。
▼目次
- 買い物の前後には移動がある
- 「駅消費」と移動者マーケティング
- 移動者マーケティングとは
- 移動者マーケティング・プランニングの実践
- 特別対談-宇佐美清氏と考える移動者マーケティング
- 広がる可能性-移動者マーケティングの近未来