AIにドハマりして、仕事の時間を減らしているのに、できることが増えすぎている話

どうも、小坂です。

最近、かなりAIにハマっています。

ClaudeもChatGPTも最高プランで契約して、基本的に同時並行で動かしています。

さらにPCを1台、ほぼAI専用機にしました。

Chromeリモートデスクトップにつないでいるので、自分がそのPCの前にいなくても、外から動かせるようにしています。

言い方を変えると、AIはほとんど休ませていません(笑)。

ここまでやっていると、

「AIで何をしているんですか?」

と聞かれそうですが、今はAIを使いながら、目標設定を支援するサービスを開発しています。

こちらは、もうリリース手前まで来ています。

それとは別に、親向けの教育サービスも開発しています。

さらに最近は、中学時代からの旧友の会社のマーケティングも手伝いました。

長い付き合いの友人から、めちゃくちゃ感謝してもらえたのが、素直にうれしかったです。

売上や利益ももちろん大事です。

ただ、自分が今まで積み上げてきたものが、昔から知っている人の役に立つ。

これは、売上とは少し違う種類のうれしさでした。

子育てがメイン。でも、仕事のスピードは上がっている

今の生活は、あくまで子育てがメインです。

競泳の仕事、グランピングの仕事、サーフィンの仕事、ECの仕事なども、変わらず続けています。

ただ、仕事に使う時間は意図的に減らしています。

家族を削ってまで、仕事を増やしたいわけではないからです。

それなのに、売上も利益も上げられています。

既存の事業を続けながら、新しいサービスも作れている。

知人の会社の支援もできている。

正直、自分でも少し不思議です。

以前は、仕事の量を増やすなら、使う時間を増やすか、人を増やすしかないと思っていました。

でも今は、同じ1時間で進められる距離が明らかに変わっています。

ただ忙しくなったというより、前に進むスピードそのものが、尋常ではないくらい上がった感覚です。

仕事の時間は減らしている。

でも、できることは増えている。

この状態になって、自分の中で見えている世界が少しずつ変わってきました。

「事業を拡大するなら組織が必要」という前提が変わった

これまでは、ビジネスを拡大するためには、ある程度の組織が必要だと思っていました。

人を採用する。

役割を分ける。

会議をする。

進捗を管理する。

そして、チームで大きなものを作る。

もちろん、今でも人にしかできない仕事はたくさんあります。

人と人との信頼関係や、現場でのコミュニケーション自体が価値になる領域も、なくならないと思います。

ただ、特定の領域では、前提がかなり変わりました。

調べる。

整理する。

考える。

文章にする。

設計する。

開発する。

検証する。

修正する。

以前なら複数人で分担していた工程を、AIと一緒なら、一人でかなり先まで進められます。

組織が不要になったというより、組織を作る前に、一人で到達できる地点が一気に遠くなった

この変化は、かなり大きいと思っています。

会社を作ることも、事業を作ることも、サービスを開発することも、以前より明らかにやりやすくなりました。

自分はこれまで、人を動かしたり、組織を動かしたりすることは、あまり向いていないと思っていました。

競技をしていた頃から、誰かと長く話し合うよりも、自分で目標を決めて、一人で淡々と突っ走るほうが得意でした。

でも、AIを使いながら小さな単位で仕組みを作り、必要なところだけ人と組む。

そういう形であれば、今まで自分には無理だと思っていたことにも、別の可能性があるのかもしれません。

AIがあれば、誰でも何でもできるわけではない

一方で、AIを契約すれば、急に会社や事業を作れるようになるわけではありません。

ここは、かなり大事です。

AIは、とても強力です。

ただ、何を目指すのかまでは、勝手に決めてくれません。

誰の、どんな課題を解決するのか。

何を先に作るのか。

どこまでを今回の完成とするのか。

いつまでに出すのか。

作ったものを、どうやって届けるのか。

こうしたことを決めるのは、結局、人です。

開発の知識だけがあっても、サービスは広がりません。

マーケティングだけが分かっていても、実際に形にできなければ前には進みません。

企画から開発、マーケティング、改善までをつなげる連続的な知識。

目標から逆算して、やることを体系立てる力。

スケジュールを引き、途中でズレを修正し、最後まで完成させる力。

こうした土台があるほど、AIの能力は大きく開放されます。

もちろん、AIを使いながら新しいことを学ぶこともできます。

それでも、最終的にゴールを決め、品質を判断し、責任を持って世に出すのは人です。

AIは、何もないところから能力を魔法のように作るものというより、持っている知識や思考、行動のスピードを何倍にもする装置に近い。

だから、AIが高性能になればなるほど、使う側の「決める力」が重要になる気がしています。

元アスリートは、AIと相性がいいのかもしれない

このあたりは、元アスリートだからこそ、相性がいい部分もあると思っています。

競泳では、まず目標タイムを決めます。

そこから、各種目のタイム、ストローク、テンポ、体力、技術などに分解して、毎日の練習に落とします。

期限を決める。

実行する。

数字を見る。

修正する。

そして、また実行する。

やることは、かなりシンプルです。

ただ、そのシンプルなことを、細かく突き詰め続けます。

誰かと何度も会議をして合意を取るより、自分で課題を見つけ、一人で淡々と試し、結果を見て、また修正する。

自分は昔から、そういう進め方のほうが得意でした。

もちろん、コミュニケーションが不要という話ではありません。

ただ、誰かと話し続けないと前に進まない仕事より、自分で仮説を立てて、一気に形にする仕事のほうが、自分の特性には合っている。

そこにAIが加わると、今まで頭の中だけで終わっていたものが、かなりの速さで形になります。

アスリートの強みは、根性や体力だけではありません。

目標を決める。

必要な要素に分解する。

同じことを繰り返す。

小さな変化を数字で見る。

結果が出なければ、感情ではなく方法を変える。

こうした競技で身についた思考の型は、AI時代の事業づくりと、かなり相性がいいのかもしれません。

「アスリートのセカンドキャリア」というと、コミュニケーション能力や体力、忍耐力などが注目されることが多いと思います。

でも、目標に対して余計なものを削り、必要なことをシンプルに突き詰める能力も、かなり大きな強みです。

AIによって、その能力を事業開発やマーケティング、サービスづくりに転換しやすい時代になってきた。

そう考えると、アスリートの可能性は、今まで考えられていたよりも、もっと広いと思います。

できることが増えすぎると、今度は「何をやるか」で悩む

ただ、良いことばかりでもありません。

AIを使うと、できることが増えます。

作りたいサービスも増えます。

改善したい事業も増えます。

手伝える人も増えます。

でも、1日は24時間のままです。

そして、自分は子育ての時間を一番大切にしたい。

以前は、

「これは自分にできるだろうか」

と悩んでいました。

今は、

「できるものの中から、どれをやるのか」

で悩みます。

これはこれで、普通に難しいです。

実行力が足りないというより、選択肢が多すぎる。

能力よりも、方向を決める力が足りなくなる。

目標設定のサービスを作っているのも、もしかすると今の自分自身が、この問題を強く感じているからかもしれません。

可能性が広がるほど、何をやるかだけではなく、何をやらないかを決める必要があります。

AI時代は、できることの多さよりも、自分がどこへ行きたいのかを決められることのほうが、大切になる気がしています。

自分の中で、見えている世界が少し変わってきた

子育てを中心にしながら、仕事の時間は減らす。

それでも、既存の事業を伸ばし、新しいサービスを作り、友人の仕事も手伝える。

少し前の自分なら、かなり難しいと思っていた状態です。

人を増やさなければ、事業は増やせない。

組織をうまく動かせなければ、大きなことはできない。

自分一人の時間には、明確な限界がある。

その前提が、少しずつ変わってきました。

もちろん、まだ途中です。

AIを使ったからといって、何でもうまくいくわけではありません。

作ったものを世に出し、使ってもらい、結果を見て、初めて価値になります。

でも、自分の得意な進み方と、AIという道具が、かなり噛み合っている感覚があります。

元アスリートとして身につけた、目標から逆算し、シンプルに突き詰め、一人でも淡々と前に進む力。

それが今、競技とはまったく違う場所で、もう一度使えるようになってきました。

できることが増えすぎて、悩む。

でも、それはかなり贅沢な悩みなのかもしれません。

子どもとの時間を大事にしながら、AIは休ませず、自分はちゃんと休みつつ(笑)、一つずつ形にしていきたいと思います。

つづく…のかも